2008年08月07日

YST-Jの変動 2008/8/7

日米のYahoo!から天気予報がだされ順位変動が始まったのだが…
昨夜気がついたことであるが、一部のSERPsを見ていると一つのサイト(同一ドメイン)からのページが従来の1サイト2ページまでしか表示されなかったものがそれ以上表示されるケースが見受けられる。

今回の変動に関しては確かに大幅な変動があるであろうという予測はしていたのであるが、こういう変動になるとは考えていなかった。
大幅であるという予測は、通常は事前確認作業のためのクローラーと思われるdev系は一種類だけが来るのが普通であるが、今回は三種類来ていたことからしてアルゴリズムの変更あるいはインデックスの傾向が大幅に変わることが予測されたからである。

もし仮に1サイトからの情報をより多く載せるとしたらGoogleが以前から行っているようなクラスタリングで同一サイトは続けて表示されその下に「このサイト内で検索 」のリンクが表示される(1ページだけの時には表示されなくなる?)ようになるんではないかと予測していたのだが、これとは全く違う方法をとったのだろうか?

海外SEO情報ブログさんを読むと、海外ではこの現象は確認されていないということだ。
確かに、私も少数ではあるが米YSTの方も一応毎日確認しているがそのような現象は確認できなかった。以前から確認できているのは上記のようなクラスタリング表示らしきものが極一部に見られるだけである。

私のメインサイトもキーワードによっては多数表示されているものが有るのだが、こうしたSERPsを見ているとどうも鬱陶しくて仕方がない。同じサイトが多数出てくるというのはユーザー側から見れば多くの情報に接する機会を減らしているようで何となく合点がいかないのである。
せいぜい従来の2ページまでを4ページ位にするとかなら何となく判らないでもないのだが。

現時点でのSERPsを見た感じではキーワードに対して全体的な評価が高そうなサイトほど多数表示されている傾向があるように思うのだが、中にはタイトルなんかに必ずそのキーワードが含まれているくらいにしか考えられないようなものも一部ある。また同一SERPs上で多数表示されているサイト同士の順位傾向も以前の上位だったものが上の方を占め、下位だったものはその下の方に来ているように思える。

今週末並びに来週末あたりに順位が変動するかもしれない兆候も確認されていることであるし、まずは静観してみるしかないであろう。

もしかすると、この多数表示されているページのうちクリック率の悪いものや直帰率の高いものは順位が下落あるいはSERPsから姿を消すような仕様なのだろうかとも想像するのだが、今のところそのような現象は確認されていない。あるいはあまりこういう考え方は好きではないが単なるバグ?(「このサイト内で検索 」の仕様を変更してサイトによってそこで表示されるものの基準を変えるつもりが、全て同じ通常のSERPs上に出てしまっているとか)なのかもしれない。

必ずそのような多数表示されるサイトがSERPsに含まれるのかというとそうでもなさそうだということから、全体の品質向上のためにクエリーとしては少数のどうでもよいキーワードでこのような現象が発生しているのかとも考えたのだが。私のサイト関連のキーワードで見るとそれなりにクエリーが発生するものでもこの現象が発生していることや、以前稀に見られた1サイトから4ページを上限として表示されていた現象とも様子が違うことから、明らかに何らかの意図を伴ったものであろうと考えるのが妥当であろう。その意図がユーザーにとって有益なのかどうかは別の話だが。

もし、今回の現象が仕様変更による意図的なものであるとするなら、Yahoo! JAPANはどういう意図でこのような表示になっているのかの説明を大まかにでもするべきであろう。これほどの変更はそうあることではないだろうから。
そうした説明がなければユーザーの不審を招くのではないだろうかと思う。


不審と言えば話題は変わるのだが、最近メインサイトに出てくる広告(AdSense)に妙なものが混じるようになった。一応メインサイトではフィルタを使用しているのだが、そのための巡回をしていると「○○なら」みたいなタイトルで出ている広告でそのサイトを覗いてみると実質的にOvertureの広告しかないようなサイトが広告に混じっているのである。
確かOvertureの広告掲載はサイトのページビュー数が1000万以上と言われているのを思い出しAlexaでも見てみたのだがとてもそんなビュー数があるとは思えない結果である(Alexaのつけるトラフィック量の信頼性は甚だ疑わしいのだがそれでも1000万以上であるとはとても思えない程度のトラフィックでしかない)。
果たしてこのようなサイトを閲覧する行為が自サイトのユーザーにとってメリットのあるものだろうかという疑問からこのようなサイトもフィルタの対象とさせていただいている。

このような広告を出しているサイトに対して文句を言うつもりはないし、そういうのも一つの商売上の方法論であろう。これをフィルタしているのは単に私の主義の問題である。

だが、この方法はAdWrodsに広告を出稿したサイトでそれがそこに掲載されるより単価の高いAdSense広告をクリックさせるためだけに存在するサイトをMFAと呼びGoogleが禁じていることからしても、最終的な広告主にとってはメリットを著しく低減させる行為でありあまり褒められた方法でないことは確かだと考える。
さて、ではこの件に関してYahoo! JAPANあるいはOvertureに目を向けてみるとどうかというとこのような手法に対しそれを明確に禁じているという事実を私は知らない。この点はGoogleの対応と正反対である。こうした対応を明確に打ち出さないのはYahoo! JAPANあるいはOvertureにとってこの分野で最も大事である広告主というステークホルダーの利益を損なっているとしか私には思えない。これも公に説明する必要があるのではないだろうか。

でなければ先日あったような後手に回った対応となるのではないだろうか?

まあ、それらをAdWordsに入稿させてしまっているGoogleの責任もあるにはあるのだが…

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