SMO Se7en Sade
タイトルの3キーワードには共通の特徴がある。それは2つ以上の意味を持ちかつそれらの接点が無いことである。
数年前ふとしたことからこうしたキーワードに対して検索エンジンはどのような対応をしてくるのだろうという疑問を持ったのだが、もしかしたらそのGoogleの答えがこのSearchWikiによって導かれるのかもしれないと感じている。
ここ暫くのGoogleの動きを見ていると検索を簡単に済ませるというようなコンセプトで動いているものが多くある。たとえば「映画館」と検索すれば地元の映画館のGoogleMapのリストが出たり、「天気」と検索すれば地元の数日の天気予報が出てくるといった具合にである。
これらはGoogleがより多くのユーザに受け入れられるための施策であると理解している。
ではSearchWikiはというとU.S.でもあまり評判は宜しくないらしい。確かにソーシャルブックマークとしての機能は大したことないというか他のものと比べれば見劣りするといえるだろう。だが、それをどうして日本や中国でも正式導入したのか?と考えるとそれは彼らが目的とするものに一定の成果がU.S.で得られたからであり、そして日本や中国でもそれが得られると判断したからに他ならないと考えるべきであろう。
つまり前記のようなものとはアプローチの違いがあると見るべきである。
そこで前記以外にGoogleの最近の動きのうち関連のありそうなものは何かと考えてみると一つ思い当たるものがある。それはAdSenseでベータテスト中の行動ターゲティング広告である。
行動ターゲティング広告とはユーザの過去の閲覧履歴から関心分野を割り出しそれに応じた広告をAdSense掲載サイトで見せるというものであるが、ここで用いられる手法の幾つかの部分を置き換えるとユーザの関心に応じたページが2つ以上の意味を持つキーワードでも適切に表示することができるのではないだろうか。
しかし、こうしたキーワードとキーワードの関心の関連性には各ユーザがどのようなキーワード群に関心を持ち、それらは一定の傾向や相関性のようなものを持っているのかということを知るサンプルが必要であり、そのサンプルは常に更新されていく必要がある。
そこで登場するのがSearchWikiであるというのが私の推測である。
SearchWikiを使用する各々のGoogleログインユーザはその関心に従って検索した結果から適切と思われるページを上昇させていく、その際各ユーザによって検索キーワードにはいくつかの分野とそのキーワード群が形成されるであろう。それを分析すれば2つ以上の意味を持つキーワードに対しても他に検索されたキーワードを参考にすれば関心を持っている意味はいずれであるのかが判明するはずである。
これをcookie等を使用して一般のGoogle検索ユーザに適用すればより関心のあるページを少ないキーワードで導き出すことができるはずだ。そして当然のことながらそれは行動ターゲティング広告にも適用されより効果的な広告の表示に役立てられていくであろう。
その事からすればSearchWikiの利用がログインユーザに限られ、順位変更の適用範囲も本人に限られているというのも頷ける話である。また少し試してみたのだが英語と日本語で同じキーワード(例えば人名の英語表記と日本語表記)で一方であるページを上昇させると自動的に他方も同じページが上昇しているというような現象が見受けられたのだが、こうした機能もこれで十分なのだろう。
コアなユーザに対しこうしたソーシャルブックマークの機能を提供する代わりにGoogleは彼らの関心を知ろうとしているのであり、全てのユーザにSearchWikiを使用してもらおうとは考えていないはずだ。
一つの考え方として通常のGoogleへのログインユーザの検索行動を観察・分析することでこうしたことは可能ではないかとも考えるのだが、これについてはSearchWikiによってより関心のあるキーワードとページをユーザに明示させる必要があるのであろうし、その方がより分析対象を絞り込みやすいのだと考える。あるいはiGoogle登場の頃から既にこうしたユーザの関心とその傾向を知るためのアイデアが構想されていたのかもしれないとさえ考えるのは穿ったものの見方だろうか?
さて、SEO関係の記事でSearchWikiについて書かれたものをいくつか読んでみたのだが、概ねSearchWikiによって「SEOは変わる派」と「SEOは変わらない派」(ソーシャルブックマーク移行派もこちら?)に分類されるように思う。私の今回の考察からすればそのいずれもが頓珍漢なのだが(まあ私の考察が頓珍漢なのかもしれないが)それでも「変わる派」の示す警戒感とでもいうものの方がいくらかでも健全であると思う。検索技術はまだまだ発展途上の技術であり、検索エンジンは常に代わり続けるものなのだから。
Posted by a1 at 15:27│
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1週間のSEO/SEM情報をさくっとまとめるこのコーナー
「タイピングミス検索は25%もある!?」「“重要キーワードはページの先頭に置く”は、ひと昔のSEO」など、今週も10ネタ。
日本語で紹
勉強させていただきました。
初めまして、検索エンジンから訪問させていただきました。
SearchWikiについて、とても参考になりました。
SEOは変わるんですね!
SEOについて勉強していたらこちらにたどり着きました。
とても参考になります。
また訪問させて頂きます。